究極の不労所得!電柱敷地料

2018年06月04日

こんばんは、じんべえです。
今日、ふと銀行口座の移動明細を眺めていたら、
5月の不労所得をひとつ見落としていたことに気が付きました。
「電柱敷地料」です!

目次
  • 「電柱敷地料」とは
  • 意外と多い!個人宅の敷地内への電柱設置
  • 知らないと損!「電柱敷地料」の貰い方
  • 電柱敷地料、いくら貰えるの?
  • まとめ

「電柱敷地料」とは

みなさん、街で電柱を見かけない日はありますか?
おそらくほぼすべての日本人の方は、Noとお答えになることでしょう。

電線の地中化が進んでいない日本では、街並みに電柱があるのは
ごく当たり前の風景となっています。

その数なんと、全国で3,300万本!(2014年統計)

実に人口4人あたり1本の割合で電柱があるということになりますね。
そんな電柱一本一本について、電柱の所有者が地権者に敷地料を払っています。
それが、「電柱敷地料」なのです。

意外と多い!個人宅の敷地内への電柱設置

電柱がどこに立っているのか、その地権者が誰なのか、を
日常で気にする場面は恐らくないと思いますが、
ちょっと街を見渡してみてもらうと、大きく分けて2つのパターンが
あることに気が付くと思います。

  1. 公道上に立っているパターン
  2. 私有地の中に立っているパターン

1番は最もよくみるパターンですね。
道路上、特に歩道上に立っています。大きな道路だと気になりませんが、
狭い住宅街や路地だとどうでしょう?電柱のせいで道幅が狭くなって
歩行者の安全を妨げてしまっている場合もありますよね。 

住宅購入等で土地探しをしたことがある方なら、意外と2番のパターンも
多いことに気が付くはずです。

それもそのはず、自治体の地区計画等で 敷地内に電柱を設置することが
義務付けられていることが多いのです!その目的は、

 ・歩行者の安全確保するため
 ・地域の景観をくずさないため

といった公共の目的の為です。
その為、個人の住宅を含む、私有地に電柱が立っていることが多いのです。

知らないと損!「電柱敷地料」の貰い方

さて、これだけ多くの私有地に電柱がたっているわけですが、
この敷地料、黙っていてももらえるとは限りません。

というか、購入した家に最初から電柱が立っていた、というような
ケースの場合、ほぼ確実に電柱の管理会社の側から「払いますYo!」と
連絡が来ることはないと思います。

だって、あなたが家を買ったことなんて、向こうは知りようが
ありませんからww

ですので、電柱敷地料を貰うためには、
こちらから連絡をして契約を結ぶ必要があります!

では誰に連絡をすればよいのでしょう?

電柱には大きくわけて2種類あります。

  1. 電力柱
  2. 電信柱

読んで字の如しですが、電力会社が保有しているものが電力柱
そして、通信会社(NTT)が保有しているものが電信柱です。

面倒なので、どっちも電柱と呼ばれていますww

もちろん、建物には電線も通信線も両方必要ですが、
わざわざ2種類の電柱を別々に立てるのは無駄ですので、
通信線が電力柱を間借りしたり、電線が電信柱を間借りしたりして
ひとつの電柱を共用しています。

電柱敷地料を貰う為には、その電柱の管理者(所有者)が誰であるのかを
確認する必要があります。

電柱の上の方に、電柱番号が記載された札が貼ってありますので確認しましょう。
じんべえの場合、NTTのロゴが書いてありましたので、電信柱だとわかりました。

電信柱であれば所管のNTT、
電力柱であれば所管の電力会社に電話で連絡しましょう。

連絡先はNTTであれば116(問い合わせ窓口)で話は通じます。
電力会社の場合はやったことがないのでわかりませんが、やはり
汎用の問い合わせ窓口でよいでしょう。

尚、ここで確認した電柱番号をメモしておいて、
連絡時に伝えるとスムーズに進みます。

連絡をすると、後日担当者が行くので承諾書を書いて下さい、
というような話になるはずです。

じんべえのケースではこのような内容でした。
(プライバシーに関するところはバッサリ黒塗りしていますがww)

難しいことは全くありません。
ただ、動きは遅いので、手続の期間はそれなりにかかりますが
焦らずにやりましょう。

電柱敷地料、いくら貰えるの?

気になる電柱敷地料の金額ですが、このようになっています。

電柱・支柱1本あたり

 田   1,870円
 畑   1,730円
 宅地  1,500円
 山林等  215円 

九州電力ホームページより

少なっ!
と思うかもしれませんが、一度契約さえ済ませてしまえば、
こちらでやることは何もありません。

住宅街の電線が地中化され、電柱がいらなくなるその日まで、
恐らく日本では実現の見通しすら立たないその日まで、
ただ寝ているだけで、定期的に確実に入ってくる収入です。

これぞ、不労所得、ですよね!

ちなみに、多くの場合、3年に一回、まとめ払いになるようです。
星の数ほどいるであろう地権者に、わずかな金額の支払いを1年おきに
行うのは非効率だからでしょうね。理解できなくもありません。

まとめ

じんべえの場合は宅地ですので1,500円の3年分、4500円が振り込まれました。
1ヵ月に引き直すとわずか125円の不労所得ではありますが、
貰えるとやっぱりうれしいですね。

5月に入金したものですが、今日気が付いたので、
6月の不労所得として計上しておこうと思います。

皆さんの敷地に連絡をしていない電柱、立っていませんか?

それでは。

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