究極の不労所得!電柱敷地料
こんばんは、じんべえです。
今日、ふと銀行口座の移動明細を眺めていたら、
5月の不労所得をひとつ見落としていたことに気が付きました。
「電柱敷地料」です!
- 「電柱敷地料」とは
- 意外と多い!個人宅の敷地内への電柱設置
- 知らないと損!「電柱敷地料」の貰い方
- 電柱敷地料、いくら貰えるの?
- まとめ
「電柱敷地料」とは
みなさん、街で電柱を見かけない日はありますか?
おそらくほぼすべての日本人の方は、Noとお答えになることでしょう。
電線の地中化が進んでいない日本では、街並みに電柱があるのは
ごく当たり前の風景となっています。
その数なんと、全国で3,300万本!(2014年統計)
実に人口4人あたり1本の割合で電柱があるということになりますね。
そんな電柱一本一本について、電柱の所有者が地権者に敷地料を払っています。
それが、「電柱敷地料」なのです。
意外と多い!個人宅の敷地内への電柱設置
電柱がどこに立っているのか、その地権者が誰なのか、を
日常で気にする場面は恐らくないと思いますが、
ちょっと街を見渡してみてもらうと、大きく分けて2つのパターンが
あることに気が付くと思います。
- 公道上に立っているパターン
- 私有地の中に立っているパターン
1番は最もよくみるパターンですね。
道路上、特に歩道上に立っています。大きな道路だと気になりませんが、
狭い住宅街や路地だとどうでしょう?電柱のせいで道幅が狭くなって
歩行者の安全を妨げてしまっている場合もありますよね。
住宅購入等で土地探しをしたことがある方なら、意外と2番のパターンも
多いことに気が付くはずです。
それもそのはず、自治体の地区計画等で 敷地内に電柱を設置することが
義務付けられていることが多いのです!その目的は、
・歩行者の安全確保するため
・地域の景観をくずさないため
といった公共の目的の為です。
その為、個人の住宅を含む、私有地に電柱が立っていることが多いのです。
知らないと損!「電柱敷地料」の貰い方
さて、これだけ多くの私有地に電柱がたっているわけですが、
この敷地料、黙っていてももらえるとは限りません。
というか、購入した家に最初から電柱が立っていた、というような
ケースの場合、ほぼ確実に電柱の管理会社の側から「払いますYo!」と
連絡が来ることはないと思います。
だって、あなたが家を買ったことなんて、向こうは知りようが
ありませんからww
ですので、電柱敷地料を貰うためには、
こちらから連絡をして契約を結ぶ必要があります!
では誰に連絡をすればよいのでしょう?
電柱には大きくわけて2種類あります。
- 電力柱
- 電信柱
読んで字の如しですが、電力会社が保有しているものが電力柱。
そして、通信会社(NTT)が保有しているものが電信柱です。
面倒なので、どっちも電柱と呼ばれていますww
もちろん、建物には電線も通信線も両方必要ですが、
わざわざ2種類の電柱を別々に立てるのは無駄ですので、
通信線が電力柱を間借りしたり、電線が電信柱を間借りしたりして
ひとつの電柱を共用しています。
電柱敷地料を貰う為には、その電柱の管理者(所有者)が誰であるのかを
確認する必要があります。
電柱の上の方に、電柱番号が記載された札が貼ってありますので確認しましょう。
じんべえの場合、NTTのロゴが書いてありましたので、電信柱だとわかりました。
電信柱であれば所管のNTT、
電力柱であれば所管の電力会社に電話で連絡しましょう。
連絡先はNTTであれば116(問い合わせ窓口)で話は通じます。
電力会社の場合はやったことがないのでわかりませんが、やはり
汎用の問い合わせ窓口でよいでしょう。
尚、ここで確認した電柱番号をメモしておいて、
連絡時に伝えるとスムーズに進みます。
連絡をすると、後日担当者が行くので承諾書を書いて下さい、
というような話になるはずです。
じんべえのケースではこのような内容でした。
(プライバシーに関するところはバッサリ黒塗りしていますがww)
難しいことは全くありません。
ただ、動きは遅いので、手続の期間はそれなりにかかりますが
焦らずにやりましょう。
電柱敷地料、いくら貰えるの?
気になる電柱敷地料の金額ですが、このようになっています。
電柱・支柱1本あたり
田 1,870円
畑 1,730円
宅地 1,500円
山林等 215円九州電力ホームページより
少なっ!
と思うかもしれませんが、一度契約さえ済ませてしまえば、
こちらでやることは何もありません。
住宅街の電線が地中化され、電柱がいらなくなるその日まで、
恐らく日本では実現の見通しすら立たないその日まで、
ただ寝ているだけで、定期的に確実に入ってくる収入です。
これぞ、不労所得、ですよね!
ちなみに、多くの場合、3年に一回、まとめ払いになるようです。
星の数ほどいるであろう地権者に、わずかな金額の支払いを1年おきに
行うのは非効率だからでしょうね。理解できなくもありません。
まとめ
じんべえの場合は宅地ですので1,500円の3年分、4500円が振り込まれました。
1ヵ月に引き直すとわずか125円の不労所得ではありますが、
貰えるとやっぱりうれしいですね。
5月に入金したものですが、今日気が付いたので、
6月の不労所得として計上しておこうと思います。
皆さんの敷地に連絡をしていない電柱、立っていませんか?
それでは。